YouTube, LLC(ユーチューブ)はアメリカ合衆国・カリフォルニア州サンブルノにある企業で、インターネットで動画共有サービスを行っている。
PayPal の従業員であったチャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムらが2005年2月15日にカリフォルニア州サンマテオで設立した。設立のきっかけはハーリーらが友人にパーティーのビデオを配る方法として考えた結果に作った技術を使い、「皆で簡単にビデオ映像を共有できれば」と思いついたことによる。
社名の "Tube" には英語で「真空管」「ブラウン管」 (Cathode Ray Tube) の意味がある。
日本ではインターネット掲示板を中心に「YouTube」をローマ字読みにした「ようつべ」と呼ばれることもある。
著作権問題はあるものの手軽に動画が楽しめることから、コンテンツ業界に注目されている。
2006年4月にアメリカの映画制作会社、The Weinstein CompanyとDimension Filmsが提携し、映画の予告編がYouTubeで配信された。2006年6月28日にNBCと提携、NBCのコメディドラマ「The Office」のPVを配信したり、プロモーションページを設けた。また、NHLはYouTubeと契約し、試合のダイジェスト版の提供を開始した。
CBSも2006年10月に契約し、「CBS Brand Channel」をYouTube上で立ち上げた。CBSは2007年1月12日に行われた講演内でCBS社長兼CEOであるレズリー・ムーンバスが「今後、アメリカのテレビ局はYouTubeと提携し、テレビ番組や番組宣伝などをYouTubeに流すことになるだろう」と答えた。だが2007年2月22日になると、CBSとの提携は決裂したと報道された。翌月の3月3日にはBBCと提携し、「BBC Channel」を立ち上げることとなっ]。
また、アメリカの任天堂では、ゲーム機「Wii」の宣伝をYouTubeと契約しCMを公開し、同様に日本向けにナイキがシューズのCMを行っている。さらにレコード会社などが自前のページを立ち上げて配信を始める例も見られ、新たな活用法が模索され続けている。
なお、現在のところ、日本のテレビ局はYouTubeとの提携に慎重な姿勢を持っているが、YouTubeが日本語に正式対応したのを受けて、2007年6月19日にスカイパーフェクト・コミュニケーションズがGoogleと提携し、日本の放送局としては初めてスカイパーフェクTV!のパートナーページを開設、さらに同年7月12日には東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)が日本の地上波放送局としては初めて提携を結びブランドチャンネルを開設するなど、新たな兆しも出始めている。
このほかの日本企業との提携事例では、GDHと吉本興業がそれぞれブランドチャンネルを設置しYouTube上で動画配信を始めた他、mixiがYouTubeの動画を日記上に表示できる機能を実装、カシオ計算機がYouTubeに最適化された動画を撮影し、簡単にアップロードできるデジタルカメラを発売している。また角川グループの角川デジックスはYouTube向けの動画識別技術の実証実験に参加、これによる著作権対策が有効だと判断できた場合には角川グループとしてYouTubeのプロモーション活用を検討するという。