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2008年02月28日

竹の利用

こんなに多彩に利用できる植物があったでしょうか。
素材として
枝葉を切り落とした主軸は桿(さお。竿とも書く。)と呼ばれる。そのまま、また、割って細い板状にして使用される。

繊維が強く丈夫であり、一般の材木と同様に建材として利用される。また、弾力性に富んでいるため、バネ様の素材として利用される場合もある。さらに、細工が容易なので、簡易的な利用にも向く。他方で、耐久性には問題があり、使い捨ての感が強い。

桿はほぼ円柱状で中空であり、きわめて軽くて丈夫であり、非常によくしなる。そのため釣り竿や棒高跳びの竿などの特殊な使用例がある。

伐採の時期により耐久性に違いがあることが知られる。一般的に、水を上げている活動期に伐採された物は耐久期間が短く、晩秋から冬の休眠期に伐採された物は耐久期間が長い。


材木として
竹小舞:和風建築の塗り壁の素地
竹筋コンクリート:鉄が不足していたときには使われていた(原ノ町駅などの建築物に現存する)。
床材
すだれ
建築外部足場:日本ではあまり見ないが、香港や台湾、中国、東南アジアでは、比較的高いビルの建築現場でも足場材として使われる。
冬囲いの材料
竹垣

パイプ・容器として
ある程度の長さに切り、途中の仕切りを突き抜けば、立派なパイプができる。大きいものは直径10cmくらいから細いものまで、自由に選べる。また、これを縦に半分に切れば、水を流したりするのに便利である。

火吹き竹: かまどの火に空気を送るために使う、風呂や焚き火にも使う。
樋: 半割にし節をそぎ落とした状態で利用する。軒に渡すことで雨どいにしたり、そうめん流しの流路、水飲み場の導水、温泉の湯冷まし路などに利用される。
楽器: 日本では尺八、篠笛、能管、竜笛、笙などの竹製管楽器が伝統的。外国には竹製の打楽器や琴がある。竹製楽器のみのオーケストラ団がある。バリ島のジェゴグも有名バンブーオーケストラ
キセルの筒
水鉄砲・紙玉鉄砲
ししおどし
竹筒: 一方の節を1つ残し、他方を余裕を持って切ることで、口の大きい容器となる。水をくんだり、花を生けるのにも使える。上下に節を残して切れば、密閉された部屋が手に入る。片方に小さな穴を開ければ、口の小さな容器になる。水筒などに。また、これに米を詰め、火にかける調理法がある。

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